自己破産して借金を踏み倒しても銀行が困らない理由

 

ナツメ＠破産百科です。

 

債務整理や自己破産を検討している人から相談を持ちかけられることがあります。
明らかに借金を返せない状態なのに「誰にも迷惑をかけたくない」と思ってしまい、無理してでも返済している状態です。

 

しかし、銀行も消費者金融も貸したお金が帰ってこなくてもそんなに困っていません。
今回は銀行は安全な商売をしていているので迷惑とか考えなくても大丈夫な理由をお伝えします。

 

 

誰にも迷惑をかけたくない

私は自己破産した経験があるので、
借金や債務整理について専門知識があります。

 

 

この私に「これから自己破産する人」が
相談を持ちかけることがあります。

 

 

いきなり弁護士に相談するよりも
破産経験者に話をちょっと聞いてみたい、
という需要があるようです。

 

 

 

一番多いのが相談内容が
「誰にも迷惑をかけたくない」
というものです。

 

 

借りたお金を返せないことに対して
罪悪感を持っているわけです。

 

 

お金を貸してくれた人に迷惑になるので
たとえ客観的に返せない状態にも関わらず、
無理してでも返したい、、、

 

でも返せない・・・

 

 

と、このような状態です。

 

 

お金を返せなくても銀行は困らない

ここで一つ重要なことがあります。

 

 

銀行や消費者金融からお金を借りた場合、
たとえ返せなかったとしても迷惑になりません。

 

 

借りたお金は返すのが当たり前だし
返せなかったら迷惑だろ、
そう思うのが一般的です。

 

 

実は銀行も貸金業者も貸し倒れがあったときは
信用保証協会から8割の保証を受けられます。

 

 

つまり、自己破産しても銀行や消費者金融は
貸したお金の8割が協会から戻ってくるわけです。

 

 

銀行とは「お金を貸すビジネス」で金利を
取っていながら貸したお金の8割は
保証されているという安全な商売です。

 

 

ちなみに残りの2割は損金処理します。
売上から控除して節税できるわけです。

 

 

どうしても返せないのであれば、
もう、これは借りたお金を返さなくても
そんなに迷惑にならないですね。

 

 

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