ナツメ@破産百科です。
コミュニケーションが重視されて20年以上経ちました。
就活の面接で「私は潤滑油です」と主張する学生も珍しくありません。
その一方で「コミュ障」と呼ばれる人も存在します。
今回はコミュニケーション能力の本質とコミュ障でもビジネスで成功する方法をお伝えします。
コミュニケーション能力の本質
コミュニケーション能力というと、
他人と会話して意思疎通を図る能力とされています。
本質は同調能力
しかし、日本社会におけるコミュニケーションの本質は
「同調能力」なのです。
同調能力とは「他人と自分が同じである」という能力のことです。
コミュニケーションが意思の疎通とすると、
同調して「同じ」になると圧倒的な意思疎通が可能なのです。
もはや他人ではなくて家族に近い存在になるからです。
この意思疎通は古くから「阿吽の呼吸」とも呼ばれるほどです。
同調行動によるコミュニケーション
同調能力によるコミュニケーションは
学校教育の中でもよく行われています。
例えば、中学や高校で女の子が始業式の後すぐに「グループ化」するのは、
この同調能力によるものです。
男の子の場合は部活やバンド活動など「同じ趣味嗜好、目的」で同調して固まります。
大人になると同じ会社で勤めていても、
正社員は正社員同士で固まり、派遣社員は派遣同士で固まっています。
両者は一線を引いていて混じり合うことはありません。
その一方で会社が複数参加する集まりになると、
正社員と派遣の区別なく同じ会社で固まります。
当然、別な会社とは一線を引いて混じり合うことはありません。
プライベートでも同じことです。
遊ぶのは「いつメン」であって、そこに部外者が混じることはありません。
同じであることが仲間の条件
このように、日本社会にはおいては、
相手が自分が「同じ」であると確認出来ないと
仲間だとは思われません。
もはやここまでくると、コミュニケーション能力は
スキルというより生まれ持った才能に依存する能力と言えます。
努力で伸びるスキルというより、
同じ要素を持った人間を探す感じになってしまうのです。
相手と同じ要素がある、というのはスキルでは補えません。
たまたま偶然としか言いようがないのです。
コミュニケーションは残酷
このように、コミュニケーションの本質は残酷です。
努力ではなく才能の世界観です。
コミュニケーションとビジネスは別物
しかし、ここで朗報があります。
コミュニケーション能力と「ビジネス」は無関係なのです。
コミュ障でも商品は売れる
コミュニケーション能力が低い「コミュ障」でも商品は売れます。
商品はセールスやライティングのスキルがあれば売れます。
相手と「同じ」と思われなくても大丈夫です。
需要に対して供給すれば売れる
相手の要求に対して需要を満たしていることが重要です。
そして、価格、信頼性、保証などのオファーの強さで売れます。
もちろん、商品開発の背景といったストーリーや
開発者の人間性、売る人の熱意、そういった要素もやはり重要です。
このスキルはコミュ力がなくてもコミュ障でも問題ありません。
セールスは科学の世界観
なぜならセールスの世界は科学だからです。
セールスには方程式があります。
「売上=見込み客数×成約率×客単価」
この数式を丁寧に計算すると正答が出せる、売上が立つ世界観なのです。
これはコミュニケーションの偶然性、才能という世界とはまったく逆なのです。
同調しているだけだと売れない
ちなみに相手に同調しているだけだと一向に話が前に進みません。
これはコミュニケーションとは別にセールスの要素が抜けてるからです。
コミュ障でもビジネスは成功する
このように、たとえコミュ障でもセールス・ライティングのスキルを学べば商品は売れます。
商品を売って売上を上げたければセールスのスキルを学ぶのがオススメです。
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