ナツメ@破産百科です。
金融庁が発表した報告書によると、老後の生活費が年金だけでは毎月5万円の赤字になると予測されています。
その対策として老後を短くする方法があります。
つまり、現役時代を延長して70歳、80歳まで働くということです。
老後が短くなれば老後資金もその分少なくて済みます。
今回は年金不安でも老後の生活費を健康状態を良くして対策を取る方法をお伝えします。
年金だけでは老後資金が2,000万円不足する
金融庁が先月22日に発表した
「高齢社会における資産形成・管理」報告書によると、
年金だけでは老後資金が2,000万円不足するとして話題になっています。
年金収入に頼って生活設計するケースでは
毎月約5万円の赤字が出ると試算しています。
怒り・不安・驚き・・・
このニュースを聞いて、
かなりびっくりしました。
年金については薄々怪しいと感づいていたものの、
政府や役所が「お手上げ」宣言をするとは
驚きと怒りと不安がこみ上げてきました。
対策は現役時代の延長
ここで赤字になる生活費対策として作家の橘玲さんが
現役時代の延長を提言しています。
今まで60歳や65歳で現役を引退して年金生活に入っていたのを
80歳まで現役で働いて老後の生活を短くするという提言です。
老後の資金が足りないなら現役で働き続ければ
その分老後が短くなるので老後資金も少なくて済むということです。
健康が最低条件
この現役時代の延長という方法を採用するには、
一つ条件があります。
それが「健康である」ということです。
体が動かくなったら働くどころではありません。
現役を続けるには健康こそが最重要なわけです。
健康なら資産1億円の価値がある
今、資産があるとか年収が高い、というのも価値のあることですが、
健康な現役時代を延長するのはもっと価値のあることです。
1年で500万円稼げる人は
60歳から20年働いたら1億円稼げます。
健康なだけで1億円の価値があるのです。
これが不健康だと60歳、65歳で働けなくなるので
今まで築いてきた資産を食いつぶすことになります。
これでは1億どころかマイナスになってしまうのです。
逆に健康状態が良いだけで資産1億の富裕層に似ていると言えます。
健康状態を良くする基本原則
ここで今回は健康状態を良くする、維持する基本をお伝えします。
※病気の人は病院に行くことをオススメします。
今回は毎日のコンディションを良くする「未病、予防」の話です。
健康の基本は睡眠、食事、運動、ストレスです。
睡眠
最初は睡眠についてです。
毎日6-8時間ぐっすり寝ることです。
ぐっすり寝るためには体重と筋力に合ったベッドを選びます。
部屋は暗くします。
遮光カーテンをすることをオススメします。
なにより重要なのが気温です。
寒すぎず暑すぎないようにエアコンで調整します。
エアコンは室内の空気を循環させているだけなので
空気が汚れることはありません。
エアコンで乾燥するようなら加湿器を用意します。
冬場はオイルヒーターでじっくり温めるのも効果的です。
オイルヒーターは空気の流れが緩やかなので気管支に優しいのです。
また、部屋は換気するか空気清浄機を使っておきます。
寝ているときに呼吸するのでキレイな空気が必要です。
食事
次に食事です。
食事は1日3回、朝昼晩に食べます。
炭水化物、タンパク質、脂質が基本として
栄養バランスのとれた食事をします。
食事は体質によって体に合う合わないがあります。
多くの人は伝統的な和食が一番体に合います。
手軽なのは納豆や豆腐、卵、味噌になります。
水は多めに飲みます。1日2Lが目安です。
これは体内の毒の排出に使います。
また、健康第一なら禁酒禁煙です。
ですが、禁煙はともかく、お酒は週1,2回飲んでもいいと思います。
運動
次に運動です。
毎日30分程度の有酸素運動をするのがオススメです。
有酸素運動とは酸素を吸い込みながらする運動のことです。
具体的にはジョギングや自転車、軽い水泳、エアロビクスなどになります。
とくにジョギングは手軽なのでオススメできます。
会話しながら出来る速度で軽く走るくらいでちょうどいいです。
ストレス
最後に心身にストレスをかけないことです。
適度なプレッシャーは好ましいのですが
ストレスで体調が悪くなるレベルだと
環境を考え直したほうがオススメです。
全ての病気は予防できない
ここまでやっても全ての病気を予防することは出来ません。
病気は体質で決まる要素があるからです。
若い人にはピンとこない
また、この話は若ければ若いほどピンと来ません。
若くて健康なうちは健康であることが当たり前だからです。
不安を感じたら対策する
健康を考えるのは30すぎてからでも遅くないので
不安を感じたら意識して対策することをオススメします。
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