あっさり免責になる
ナツメ@破産百科です。
前回、債権者集会と免責審尋が終わりました。
長かったので3回に分けて記事を書きました。
⇒ いよいよ債権者集会と免責審尋が始まる
⇒ 管財人が審尋で免責を認める意見を出した理由
⇒ 免責審尋、裁判官vsナツメ@破産百科の直接対決!
さて、この実録・自己破産の体験談もいよいよ大詰めです。
今回は自己破産でもっとも重要な『免責』の許可が下りるかどうかを見ていきます。
免責審尋を終えて代理人弁護士に見込みを伺ったところ、
「明言は出来ないものの、ほぼ確実に免責になるでしょう」
とのことでした。
免責の許可が出る
通常、免責審尋から1週間ほどで許可または不許可が決まります。
ところが免責審尋の翌々日(2日後)にいきなり許可が出ました。
免責が認められたのです。
※実際の判決文(免責の許可)
免責の感想
正直なところ、ホッとして気が抜けた状態になりました。
1年以上、準備に時間をかけて色々とやってきたので、
もっと『嬉しい!』とか『やったぜ!』となると思いましたが、
そんなことはありませんでした。
免責の許可が届いた時は、安心したのか思わず溜め息が出てしまいました。
免責の効果
兎にも角にも、これで免責です。
免責とは債務を負担する法的義務が免除されることです。
つまり借金を返す必要がなくなります。
今回は債務総額880万円を支払う義務がなくなったのです。
毎月の支払いも15万円以上あったのが、今では0円です。
自己破産前(Before) | 自己破産後(After) | |
---|---|---|
督促 | あり | なし |
元本 | 880万円 | 0円 |
利息 | 13〜18% | 0% |
返済 | 必要 | 不要 |
毎月の支払い | 15万円以上 | 0円 |
このように督促に苦しめられることもなくなり、毎月の返済もなくなりました。
銀行口座の貯金額が減る心配もなくなり、カードの支払日を気にする必要もなくなりました。
つまり借金問題を完全に解決できたのです。
頭の片隅に常にあったお金の問題を解決できてしまったのです。
ここまでこれて本当に嬉しいです。
オススメ記事
私のオススメ弁護士と無料の借金減額診断サイトです。
⇒ 債務整理専門の弁護士と借金減額診断サイト
借金は減額できます。これは法律で決まっている国民の権利です。
⇒ 借金問題を債務整理で解決する方法
自己破産の費用が払えませんでしたが、「ある方法」で解決しました。
⇒ 自己破産の予納金と弁護士費用を解決する方法